郵便物を受けとるマル秘テク！「局留め」と「私書箱」の申し込み方法

管理人さんがいないローカルアパートでは郵便物を受け取るのも一苦労です。以前にも「管理人さんのいない物件で、郵便物を受け取るには？」というコラムを書きましたが、この方法は、小包や書留を受け取るには有効的ですが、普通郵便には対応できません。（普通郵便の場合はポストに入れられますが、ローカルアパートの場合はポストも同フロアの数人で共用するため、誤って破棄されたりするリスクが非常に高いです）また、小包や書留の場合でも、一度不在になってしまうと、受け取るまでに少し時間がかかったり、そもそも不在届がはがれてしまい届いたのに気が付かないなんてこともありますね。

参考コラム：管理人さんのいない物件で、郵便物を受け取るには？
https://www.papago-taiwanheya.com/column/detail/5

そこで、今日は、安全かつ確実に手紙や小包を受け取ることが出来る「局留め」と「私書箱」の使い方をお教えします。

【局留め】（中国語：存局候領）
局留めとは、受け取りたい郵便局の窓口で郵便物等を受け取ることができるサービスです。特に手続きは必要なく、受取人の情報を記入する部分に、郵便局の住所・支局名・受取人氏名および携帯番号を書いて、その後ろに「存局候領/Poste Restante」(中国語/英語で局留めの意味)と記せばそれでOKです。即ち、通常通りに郵便を送るのと変わらず、違うのは最後に「存局候領/Poste Restante」と表記する部分だけになります。

郵便物が届いたら、郵便局から携帯にショートメッセージ（もしくは電話）で連絡が来ます。連絡を受けたら、パスポートを持って郵便局に郵便物を取りに行くだけでOKです。ここで注意が必要なのは、保管をしてもらえる期間です。期間内に取れなかった場合、毎日一定額の保管代が請求されてしまいます。また2か月以内に受け取らない場合は、差し戻しとなります。

保管に必要となる費用は以下の通りです。15日以内は無料ですが、16日目以降は1日あたり3～6元がチャージされます。

【私書箱】（中国語：専用信箱）
私書箱とは、郵便局内に設置された、あらかじめ受取人として申し込んだ人専用の郵便物受取箱のことです。専用のポストなので、共用のポストのように、紛失や窃盗の心配がありません。

私書箱の申し込むに必要なものは…

・パスポート原本
・700台湾ドル（300台湾ドルの年間レンタル代＋400台湾ドルの鍵の保証金）

次は手続きの方法です。まずは郵便局に行って私書箱カウンター(専用信箱櫃台)を探しましょう。場所は郵便局により違いますが、今回訪れた長春支局では地下1階でした。

カウンターを見つけたら、局員さんに「我要辦專用信箱」と伝えます（直接「」内の中国語を職員に見せてもOKです）。空いている私書箱から好きな番号を選んで、必要書類と費用を渡せば、あとは局員さんが進めてくれます。書類を書く必要がありますが、名前(漢字とローマ字)・パスポート番号・生年月日・出身地・住所・携帯番号等のため簡単に記入できます。

なお、記入する書類は以下のものになります。記入欄が多いですが、ほとんどは局員さんが記入してくれるので心配は要りません。

いかがでしたでしょうか。私書箱も、結構簡単な手続きで申請が出来ますね。
それほど難しい手続きではないですが、もしもサポートが必要であれば、お問い合わせください。弊社スタッフが郵便局に同行して私書箱を開設いたします。（1,000台湾ドル～/回）