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PAPAGOの台湾不動産関連コラム

台北(新北)の家賃を数値化してみよう!

2020-02-11

台北(新北)の家賃を数値化してみよう!

皆さん、こんにちは!皆さんは、台北のどこの家賃が高くて、どこが安いか分かりますか?
もちろん、わかる方もいらっしゃると思いますが、大体の方は相場感があまりないはずです!

例えば、東京で家を探す場合でも、「青山とか銀座の辺りはすごく高くて、三軒茶屋とか吉祥寺まで行けば少し安くなって、府中や三鷹まで行けばもっと安い!」と言った感じで、エリアにより家賃がだいぶ違います!中には大阪の天王寺のように、繁華街だけど、治安等の問題で少し家賃が安いなんてエリアもありますね。
相場観がないと、どこに住んだらいいか、なかなか決められないものです><!

そこで今回は、台北市(新北市も含む)の家賃相場を数値化してみました。
これを見れば、大体の相場観がつかめるはずです。ぜひ参考にしてみてください!

さて、数値化するとなると、まずは基準となる場所を決めなければいけませんが…

今回は、留学生に最も人気のある古亭・台電大楼・公館駅を中心とした「中国語学校密集エリア」の指数を100として、その他のエリアと比べていくことにしました。

これは、「中国語学校密集エリア」で、10,000台湾ドルで借りられる物件が、価格指数を80のエリアに行けば8,000台湾ドルで、120のエリアに行けば、12,000台湾ドルで借りられると言う意味です。
→あくまでも、目安なので、参考までにしてください。

★基準となる価格指数★

【台北市】

① 中国語学校密集エリア(物件価格指数:100 ※公館駅周辺のみ110)

まずは、今回、基準とするエリアを紹介しましょう。MRTの駅で言うと、古亭駅・台電大楼駅・公館駅・中正記念堂駅あたりです。便宜上、数値は100としていますが、このエリアの相場は、中の上と言ったところです。 市内へのアクセスが良く、生活機能が充実しており、さらに治安も抜群にいいのが人気の理由です。東京で言うところの、世田谷あたりのイメージでしょうか。駅で言うと、自由が丘・三軒茶屋・中目黒・吉祥寺・中野などあたりの感じです(あくまでも個人的な感覚なので参考までに…)。公館はさらに賑やかなので、少し高めで、指数は110くらいになるかもしれません。

② 台北駅・中山エリア(物件価格指数:85 ※林森北路の歓楽街のみ75)

日本人に最も人気のあるエリアです。駅で言うと台北駅・中山駅・善導寺駅・双連駅・民権西路駅・松江南京駅・行天宮駅・忠孝新生駅と言ったところです。台北のど真ん中に位置し、日本人には人気なのですが、実は観光客が多く、飲み屋街もたくさんあるため、台湾人(特にファミリー層)には、そこまで人気がありません。しかし、日本食レストランや日本の食材を買えるスーパーも多く、お店には日本語のメニューがあったりと、日本人にとってはコスパが非常にいい場所です。治安も悪くはないので、1人暮らしをするにはむしろお薦めのエリアです。

※中山エリアには、林森北路と呼ばれる歓楽街があり、キャバレーやバー・居酒屋が集まっており、特に家賃が安い(林森北路は数キロもあり安いのは歓楽街周辺のみ、林森北路=安いではない)。特に1階にカラオケバーがり、騒音がうるさいと60くらいまで下がる。

③ 大安、信義区エリア【台北101、台北アリーナ、東区周辺】(物件価格指数:平均125 ※広いエリアなので、110~140くらいの幅有)

所謂、台北のゴールデンエリア。主要な駅は、東門駅・大安駅・信義安和駅・台北101駅・象山駅・忠孝復興駅・台北小巨蛋駅など、ガイドブックにも紹介されているような駅ばかりです。繁華街ですが、オフィスや住宅も多く、「住んで良し・遊んで良し!」の場所です。特に、高級住宅街の仁愛路や象山周辺、おしゃれ雑貨の集まる街「東門」などは家賃が高いです。予算がある方には、お薦め出来るエリアです。

④ 西門町・龍山寺エリア(物価指数:西門町→75、龍山寺→60~70)

タイトルの通り、西門町駅と龍山寺駅周辺のエリア。こちらも観光客には人気ですが、台湾人には全く人気がないエリアです。中山周辺と同じかと思われるかもしれませんが、少し違います…。
・中山は日本人の駐在員が中心だが、西門町は台湾人の若者が中心。
・日本語が出来る店が多いわけではないので言葉の上では中山に比べ、アドバンデージがない。
・本当にちょっと治安が悪い。西門町は不良、龍山寺は浮浪者が多い。(中山はイメージだけで実際は悪くない)
もちろん、治安が少し悪いと言っても、台湾自体の治安がいいので過度に心配する必要はないですが、少しでもリスクを避けたい方はやめた方がいいかもしれません。逆に、気にしない方にとっては、繁華街にも関わらず家賃が安いのでコスパがいいでしょう。

⑤ 松山区・南港区エリア(物価指数:75)

主要な駅で言うと、松山駅・後山埤駅・南港駅など。国父記念館駅・市政府駅から少し北に離れた所(徒歩15分くらい)もこのエリアに含まれます。市内から少し離れてしまうのですが、台湾鉄道や台湾新幹線も通ってたりして実はけっこう穴場です。今の所、指数は75ですが、最近は再開発がおこなわれているので、近い将来には80を超えてしまいそうです。

⑥ 内湖・木柵・士林・北投エリア(物価指数:50~70 ※ただし例外有)

台北市とは言っても、中心地からは離れており、新北市の主要エリアにも後塵を拝している状態です。ローカルなエリアが多く、外国人にとってはあまり便利ではありません(ローカルにとっては問題ない)。全体的に家賃は安めですが、例外的に高いエリアもあります。以下に紹介する4エリアは若干家賃が高めです。

A.美麗華エリア(指数:100~120)【劍南湖駅】
再開発エリア。自然と都市がうまく融合しており、とても気持ちのいいエリア。美麗華ショッピングモールを中心として、おしゃれなお店が立ち並び、台北とは思えない雰囲気。新築のタワマンが多い。

B.天母エリア(指数:90~130)【芝山駅】
今でこそ、日本人が多いエリアは中山になりましたが、一昔前までは日本人はみんな天母エリアに住んでいました。若干、衰退した感はありますが、日本人学校があるので、未だに家族連れには人気があります。士林区においては圧倒的な高さです。特に日本人学校・インターナショナルスクールの近くの家族向け物件は相場よりはるかに高く130くらいはあるイメージです。

C.新北投エリア(指数:80)【新北投駅】
温泉地として有名。駅周辺がホテルで固められているので、郊外の割には高いし、あまりいい物件もありません。温泉が好きで、ここに住みたいという方が多いが、むしろ「紅樹林駅」の方がお薦めです。

D.内科エリア(指数:80)【西湖駅・港墘駅・文徳駅】
内湖サイエンスパーク周辺のエリア。高給取りのエンジニアが多いため、内湖の他のエリアより家賃は高めです。

【新北市】

① 板橋駅エリア(指数:80~120)

MRT・台湾鉄道・台湾新幹線の交差する板橋駅周辺のエリアです。台北市の人口に伴い、開発エリアに指定されてからというもの急速な発展を遂げてます。板橋駅周辺は101と変わらないレベルまで発展してきており、台北の一等地とさほど家賃は変わりません。ただし、駅から少し離れるとまだまだローカルな雰囲気も残っており、家賃も安いため、結構幅のあるエリアです。

② 板橋周辺エリア(指数:70)

主には板橋駅の両隣の新浦駅と府中駅を指します。この2つの駅は、小さいお店が多く便利で、かつ板橋駅までも徒歩圏内なので、デパートや高級レストランにもすぐアクセスできます。家賃は板橋駅に比べるとグっと下がるので、結構お薦めのエリアです。

③ 永和・三重・景大七エリア(指数:70~80)

南勢角線・新店線・新蘆線の市内寄りの駅である頂溪駅・永和市場駅・景美駅(台北市)・大坪林駅・大頭駅(台北市)・台北橋駅などです。昔はベッドタウンという感じですが、台北市からの人口の流入に伴い、どんどん発展してきており、住みやすくなってきています。まだまだローカル色が強いですが、外国人もウエルカムな雰囲気です。一般的には中心から離れるほど家賃は安くなります。

④ 南勢角線・新店線・新蘆線・板南線の郊外エリア(指数:60)

南勢角駅・新店駅・輔大駅・新荘駅・三重駅などが該当します。台北のベッドタウンで、市内までも少し遠いため、開発もまだまだこれからと言ったところです。三重辺りは昔、治安が悪いと言われていましたが、最近は若い夫婦が住む住宅街のイメージが強く、治安はそれほど心配ないようです。賃貸価格は安く、通勤・通学時間がかかっても安く住ませたい方にお薦めです。

⑤ 淡水エリア(指数:40~50)

週末の観光地として有名な淡水周辺のエリアで、淡水駅・紅樹林駅・復興崗駅・関渡駅などが該当します。淡水は観光地のため、若干高いのですが、その他の駅にはリゾート型のタワーマンションがたくさんたっており、 家賃は台北市内の半額くらいです。市内までのアクセスは地下鉄で40~50分程度かかるため、少し不便ですが、もともと日本の大都市に住まれていた方からすれば大した時間ではないかもしれません。リゾート型マンションのため、かなり豪華な作りで、ジムやプールなどが併設されています。中には室内に温泉が出るマンションまであります。特に紅樹林駅周辺には高級な物件が密集しており、淡水までも徒歩で行けるため、人気が高いです。ロングステイの方には特におすすめです。